エルメスを象徴するジュエリー「シェーヌダンクル」は、1938年に4代目ロベール・デュマが港で見かけた船の錨鎖から着想を得て誕生しました。フランス語で「錨の鎖」を意味するこのチェーンは、強い絆や永続的なつながりを象徴し、誕生から80年以上を経た今もなお、モードとクラシックの架け橋として愛され続けています。
その中でもひと際存在感を放つのが、TGM（Très Grand Modèle／トレ・グラン・モデル）サイズのブレスレット。シリーズ最大のコマ幅を誇り、手元に圧倒的なインパクトをもたらします。あえてのオーバーサイズが現代的で、アートピースのような迫力と気品を併せ持つ、まさに“装う彫刻”と呼ぶにふさわしい一本です。
重厚感のあるスターリングシルバーが織りなす立体的なフォルムは、エルメスのクラフツマンシップの真骨頂。すべてのリンクが熟練の手作業で磨き上げられ、光の角度によって表情を変える奥深さを備えています。ジュエリーとしてはもちろん、スタイリングの主役としても圧倒的な存在感を放つアイテムです。
本品は、良好なコンディションのユーズドアイテム。使用に伴うわずかなスレはあるものの、シルバーの輝きとフォルムの力強さは健在です。
他にはない個性を求める方へ。TGMはただのジュエリーではなく、スタイルに“意志”を宿すための表現手段です。
